豊平整形外科

治療・肩関節疾患について

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治療・肩関節疾患について

〒062-0933
札幌市豊平区平岸3条9丁目9-15

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治療について

当院では、肩関節疾患の治療にも積極的に取り組んでおります。患者様の「不安」や「不満」が何かを聞くことを大事にし、何が出来なくて困っているのか、どんなことをしたいのか、成し遂げるためにどうするべきか、これらに対する対応で患者様に満足していただけるよう、真摯に取り組んでおります。

腱板断裂

腱板断裂とは

肩の関節を安定化をさせる部位である「腱板」が切れてしまうことによって、肩の痛みや肩の動きが悪くなるといった症状が引き起こされます。症状は五十肩と似ているので、見逃されることは珍しくないです。腱板断裂が起こる原因は大きく分けると2つあります。

  • 外傷性

    転んだり重い物を持った時など、負荷がかかり腱が切れてしまう。

  • 変性断裂

    加齢に伴い、肩を使うことで徐々に腱が痛んで切れてしまう。

腱板断裂の治療法

切れてしまった腱が自然に治ることはありません。腱を修復することを考えるのであれば手術治療が必要になります。腱板断裂の手術治療には、関節境を用いた治療を行います。肩に約4mm程の穴を5~6箇所開けて、内視鏡(カメラ)と操作器具を使い治療を行います。切れた腱は縫い合わせただけではくっつくことはないので、腱板を引き出しアンカー(ネジと糸が一体となったもの)で骨に固定し元の状態へと戻します。昔は肩を開けての手術が行われていましたが、現在は関節境を用いた治療が一般的に行われています。傷が小さく、関節内を細かく観察することが出来るため、患者様の負担を軽減することができます。手術時間は約1時間半~2時間程度。入院期間は概ね1週間程度。手術後は装具を4週間~6週間程度使用し、リハビリを行い、3か月程で日常生活に復帰することができます。この手術方法のおかげで、入院期間の短縮・早期退院が可能になりました。

関節という小さい部分をカメラを使って細かい操作をするため、手術は難しくなっていますが、当院では経験を積み、確かな技術を身に付けた医師が担当いたしますので、安心して治療を受けていただくことが出来ます。

よくある質問

Q腱板断裂と診察されたけど、痛みが良くなってきました。

A腱板断裂の多くの症状は無症状です。断裂部の炎症が強くなることで痛みがでたり、肩を挙げにくくなってきます。薬や注射で痛みが軽減する人も少なくありません。しかし、腱板は自然修復しません。時間が経つと断裂が大きくなり症状が強くなってくる可能性があります。

Q 腱板が切れてしまったら必ず手術をしないといけませんか?

A腱板が自然修復することはありません。時間が経つと断裂が大きくなり、それにより痛みがでてきたり、肩が挙がらないといった症状が出てきます。断裂が大きくなるほど手術後に再断裂を起こす可能性が高くなります。断裂が大きくならないうちに手術する方が良いですが、年齢、仕事、生活環境などを踏まえて相談して決めています。

人工肩関節置換術

人工肩関節

腱板断裂の多くの場合は内視鏡での治療が可能ですが、一部内視鏡では治療できない場合があります。以下のような場合は人工関節での治療が選択されます。

  • 広範囲断裂

    断裂した範囲が大きく、修復が困難な腱板断裂

  • 腱板再断裂

    一度手術をした後に再断裂した場合、腱の余力が少なく修復が困難

リバース型人工肩関節

2014年以前はリバース型の人工関節は導入していなかったため、従来の古いタイプの人工関節を使い、他の部位からの筋肉移植などをして手術を行っていました。2014年以降、リバース型の導入後は以前のような大変な処置を行わずに、肩が上がるようになり頭や顔を洗うなどの動きを獲得することが可能になりました。これまで治療が出来なかった方たちの日常生活、治療効果が格段に改善されています。

リバース型人工関節の手術は、特別な研修や資格を持った医師のみしか行うことが出来ません。当院では、研修や資格を取得した医師が治療を行っております。

手術時間は約1時間半。入院期間は約1~3週間程になります。

よくある質問

Q手術後、どのぐらいで日常的な動作ができるようになりますか?

A個人差はありますが、ほとんどの患者様は、手術後早期に歯磨きや洗顔などの日常動作はすることができるようになります。手術後数ヵ月後には、通常の6~7割までに動きが回復します。

Q手術後の痛みは強いですか?

A人工関節の手術では、皮膚の筋肉は切らず、筋肉の間から入って治療しますが、骨を切るため術後の痛みは生じます。当院では、このような痛みを和らげるために、麻酔科の先生による神経ブロック注射を合わせて行い、患者様の術後の痛みを減らせるように対応しています。

その他の肩関節疾患について

肩関節の疾患は、症状自体が似ているものもあります。放置していると、後々大変なことになってしまう恐れがあります。そのため、診断が特に大事になります。レントゲンだけでは見逃してしまう可能性があります。当院ではMRIを用いた検査をすることで早期に診断することができます。お悩みやお困り事があれば、当院に受診していただき、気軽にご相談ください。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とは

肩の痛みの中でもっとも多い疾患です。関節内の炎症によって起こるもので、腱板断裂など特に原因がはっきりしないものです。炎症が長引くと痛みが続き、「夜間の肩の痛みで眠れない」「痛くて目が覚める」ことがあります。また、滑液包や関節包が炎症の影響で硬くなったり癒着することで、「肩が上がらない」「肩を後ろに回せない」などの動きの制限が起こってしまいます。顔、髪を洗う、着替えをするといった動作が不便になります。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の治療法

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)は関節周囲の炎症が強い状態にあるため、飲み薬で炎症を抑えたり、関節の周りに炎症を抑える注射を打つことで炎症をコントロールしていくことが効果的です。
さらに肩関節を十分に動かすリハビリテーションを追加するこで、関節の動きを改善、悪化の予防を目的に治療していきます。
四十肩・五十肩が痛くて肩を動かさないという方も多いと思います。そのまま肩の動かさず安静にしていると、関節が固まってしまい、動きが悪くなってしまっていることがあります。そこからの治療となると、リハビリが大変になってしまう恐れがあります。リハビリ治療を行っても改善しない場合は手術治療を検討する場合もあります。
肩の痛みが続く場合は、なるべく早めに来院していただき、早期治療をしていくことで悪化を防いでいくことができます。

よくある質問

Q 安静のため、肩は動かさない方が良いのでしょうか?

A痛みをが強くない時期であれば、積極的に肩を動かした方が良いです。痛みの強い時期の積極的な運動は炎症を悪化させる可能性があり、勧められません。炎症が長期になると、凍結肩(拘縮肩)といってあまりに動かさないと、凍結肩(拘縮肩)といって難治性の四十肩・五十肩に移行する恐れがあります。

Q肩を動かす場合、具体的にはどのようにすれば良いでしょうか?

A肩を動かして激しい痛みを伴う状態でなければ、セルフトレーニングは四十肩・五十肩の効果的な治療のひとつです。患者様の症状や状態によって、適切なトレーニングがことなりますので、当院では患者様個々の状態に応じて、一日も早く症状の改善を図るために、自宅でもできるセルフトレーニングの指導も行っております。

反復性肩関節脱臼

反復性肩関節脱臼とは

反復性肩関節脱臼も肩関節の代表的な疾患です。スポーツ・事故などで脱臼を起こしてしまい、その後も脱臼を繰り返してしまう疾患です。脱臼を繰り返すことにより、肩の痛みを起こしたり、「脱臼が起こるのではないか?」という不安感が日常生活の制限になってしまうことがあります。

反復性肩関節脱臼の治療法

肩甲骨の周りにある「関節唇」が剥がれてしまい、上腕骨を安定させることができなくなることで脱臼を繰り返してしまいます。反復性肩脱臼の治療は、手術が必要となります。関節境を用いて、アンカー(ネジと糸が一体となったもの)を関節周囲に差し込み、剥がれた関節唇と骨を縫合することで、肩の安定性を取り戻します。
手術時間は約1時間半~2時間程度。入院期間は概ね1週間程度を目標にしています。手術後は装具を4~6週間程使用し、半年でスポーツ復帰を目指します。

よくある質問

Q脱臼癖があります。日常生活は大丈夫ですが、治療は必要ですか?

A現時点で日常生活に問題がなさそうでも、脱臼を繰り返すことで痛みが増したり軟骨の磨耗なども進んでしまいますので、脱臼癖がある場合はきちんと治療されることをおすすめします。

Q肩脱臼の治療は手術になりますか?

A脱臼予防装具やテーピングをつかうことで、一時的な負担の軽減にはなりますが、反復性肩関節脱臼は根治を目指すなら手術をするのがベストだと思います。

肩関節の構造

肩関節は、上腕骨と肩甲骨からなる関節になります。上腕骨の関節部分は頭の様に丸いため上腕骨頭と言い、肩甲骨の皿のようにくぼんだ部分を、関節窩といいます。上腕骨頭と関節窩が関節面を作り、そこが動くことで関節として機能します。
肩関節は非常に不安定な関節ですが、関節唇という軟骨や、腱板、周囲の靱帯といった多くの組織により安定化しています。

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